本日は、以前、BMW Welt(6)の記事でもお伝えした、Doppelkegel(ドッペルケーゲル:二重円錐、英:double cone)の特集です。
この建物、不思議な外観をしていますが、中も斬新です。
まず、Doppelkegel 二重円錐の中に入って、天井を見上げると、天井は、ふくらんで、オレンジ色に光っています。
その盛り上がった天井の周囲には、映像が映っています。
ずらりと並ぶ球体。これは、車体の色見本が球体になったものです。
細胞分裂のようになっている球体は、座席のシートの素材で、革張りになっています。
この施設は、BMW Weltの中でも、特に先進的な展示を行っている空間で、最新技術などが紹介されています。
このフロアの中央に佇んでいるのはBMW 535iです。
Doppelkegel 二重円錐の周囲にある、螺旋階段を上ることで、そのまま2階にあがることができます。
2階に上がる過程で、天井の様子が更によく見えるようになります。骨組みでつくった形に、柔らかい素材をかぶせ、内側から光を当てたような構造になっています。
時折、光の加減がかわり、光る位置もかわるので、まるで生命体のようです。何かが生まれそうな気すらしてきます。
2階から見た、Doppelkegel 二重円錐の全体像。ここは、BMW Weltの中でも特別な空間のようです。